海外転職でコールセンターへの就職を検討した時「ずっと電話を取る仕事で何年も働けるのだろか?」
「キャリアってどうなんだろう?」などなど不安になる事もあると思います。
今回は、コールセンタースタッフとして就職した、その後の選択肢についてお話したいと思います。

目次
ポジションを変えずに仕事内容を変える
コールセンターに就職するので最初は電話を取る仕事に入るのが一般的ですが
大きなプロジェクトですと電話を取るチーム以外にも
チャットやメールで利用者のサポートをするチームもあるので
そちらに異動する事やアップスキルと言って、新しいスキルを身に着けて
専門チームへ異動なども考えられます。
アップスキルはスキル手当が付くこともあり、また専門性を取得できるので
一部の業界の中でずっとやっていきたいと考えてる人には良いかと思います。
キャリアアップ
一般社員の事をAgent(エージェント)と呼びます。
これに対し、マネジメント職には下記の様な職種があります。
・TL=チームリーダー
・サブリーダー(SMEとかTr2など呼び方はプロジェクトによって様々)
・QA=Quality Analyst(クウォリティアナリスト)
・トレーナー
・アシスタントマネージャー、オペレーションマネージャー
TLやサブリーダーがこの中では狙いやすいのではと個人的に思っています。
新卒だろうと、コールセンターの仕事が初めてだとしても
実力さえあれば1年でTLになる事だってあり得ます。
マネジメント経験にご興味ある方は挑戦してみても良いのではないでしょうか(^^)/
上記の中でコールセンターならではの職種と言えばQAですね。
コールセンターは1本、1本、お電話を録音しているので
この電話の内容を聞いて、評価を付ける仕事がQAです。
Agentで仕事をする場合は全然英語が話せなくても問題ないプロジェクトもありますが
マネジメント職に就こうと思ったら、そうはいきませんので
語学力の向上は必須になりますね、やっぱり。
Job change
BPO企業の場合、複数のプロジェクトを持っている場合が多いので
他のプロジェクトへ異動と言うこともできると思います。
もちろん、相手先のプロジェクトの空き状況やご自身のQAスコアなどの成績によるので
絶対できると断言できませんが、できないことも無いと思います。
また、HR(人事部)へ異動した人もいましたね。
日本人を多く採用している会社では日本人対応をする採用スタッフやケアスタッフを
必要とするため、現場から引き抜く場合があります。
もし、採用などの仕事に興味があるのでしたら
普段からTLやマネージャーとかに言っておくと良いかもしれませんね(^◇^)
そしてやっぱり転職
日本から仕事を探すより、マレーシアに来てから仕事を探す方が圧倒的に選択肢が多くなります。
渡航費用を払わなくて良いし、マレーシアが合わなくて辞めるリスクが無いので
採用を前向きに考えてくれる企業が増えます。
コールセンターで仕事をしていると電話を取る仕事に疲れてしまう為
一般的な会社(事務職や営業職など)に就職を考える人は少なくありません。
でも、その時に立ちはだかるのが給与の壁です。
コールセンターの給与はマレーシアの中では一番と言って良いほど高い給与になってます。
対して、一般的な会社(事務職や営業職など)はそこまで高くないうえに
語学力やスキル、経験など求められる事が多くなります。
この問題に直面し、結局はコールセンターに再就職する方も少なくないのが現実です(´・ω・`)